今回根管治療を行う右上5番の歯
根管治療では、根管内(歯の神経が入っている箇所)の洗浄と消毒が終わったら、その清潔な状態を長く保たせるためにガッタパーチャなどの薬剤で根管内を満たす(充填する)処置を行います。
これを根管充填と呼びます。
この写真では、すでに根管充填まで終了しています。
歯が痛むとのことでしたので当院に来院されました。
検査を行うと歯の神経にまで虫歯が進行しており、抜髄をしないといけない状態にまで悪化していました。
そのため、当院では感染した歯の神経の抜髄(根管治療)と、白く綺麗なジルコニアを用いた被せ物の治療を行いました。
根管治療とは、虫歯が歯の神経(歯髄)まで達した際に行う歯の根っこの治療のことです。適切な根管治療を行うことで、抜歯のリスクを回避する事ができます。詳細は下記からご覧ください。
初診日 | 2022年9月 |
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主訴 | 歯が痛い |
年齢・性別 | 50代女性 |
治療回数 | 2〜3回 |
治療費 | 121,000円 |
根管治療では、根管内(歯の神経が入っている箇所)の洗浄と消毒が終わったら、その清潔な状態を長く保たせるためにガッタパーチャなどの薬剤で根管内を満たす(充填する)処置を行います。
これを根管充填と呼びます。
この写真では、すでに根管充填まで終了しています。
根管治療が終わったら、次は被せ物をして終了です。
しかし、歯の欠損が大きい場合は、歯の根に支柱(ポスト)や支台(コア)を入れないと被せ物をすることができません。
本ケースでは、レジンと呼ばれる歯科用プラスチックを用いたコアを採用しています。
写真の様子はレジンコアの形を整えた状態です。
患者様の周囲の歯や形に合わせるため、技工士がオーダーメイドで被せ物(補綴物)を製作します。本ケースの最終補綴は、フルジルコニアクラウンによる被せ物で、審美性と耐久性に優れています。
最終補綴ができるまでの間、仮歯を被せます。
仮歯は、土台の歯が欠けたり細菌が侵入しないように、歯を守る役割があります。
技工士による製作が終わったら、仮歯を外して最終補綴物である「フルジルコニアクラウン」を被せます。
ジルコニアは審美性、清潔感、強度、全てに優れている素材ですので、写真を見ても分かる通り、天然歯と比べても違いがほとんどありません。
「銀歯はいやだ」「歯の見た目を整えたい」などの悩みを解決する審美治療は、見た目の問題以外にも、体への安全面や機能面においても非常に優れた治療ですので、近年注目を浴びています。
当院では患者様のお悩みをしっかりヒアリングした上で、最適な治療をご提案いたしますので、患者様一人一人に合わせたオーダーメイドな治療が可能です。
まずはご相談にお越しくださいませ。